ワキガの発生は皮膚表面の雑菌によって生じます。
ワキガの臭いの強さは、アポクリン腺の数や大きさに比例し、非常に個人差が大きいものです。
アポクリン腺は真皮の下にある直径2〜3mmのイクラのような粒々で
毛のある範囲に存在し、毛穴に向かって開口しています。
日本人の場合、1平方cmあたり、ふつうは1個くらいですが
ワキガの強い人は50個くらいびっしりと密集しています。
アポクリン汗もエクリン汗も、汗腺にとどまっているうちは無臭なのですが
皮膚表面の雑菌によって、臭いが発生します。
アポクリン汗中のリボタンパク質などが、皮膚表面の常在菌によって分解されると臭いになるのです。
また、エクリン汗も雑菌によって分解されて低級脂肪酸に変わるため、酸っぱい臭いになります。
雑菌は、酸性よりアルカリ性のときのほうが繁殖しやすいという性質があります。
ふつう皮膚表面は弱酸性ですが、大量に汗をかくとアルカリ性に傾き
雑菌が繁殖し、すえたニオイが強くなっていきます。
さらに、体内に乳酸がふえると、汗に含まれる尿素とアンモニアが急激にふえ
汗臭さに強烈なアンモニア臭がプラスされます。
人間は、通常体内の“クエン酸回路”というシステムでエネルギーを生み出しているのですが
末梢血管の循環が悪くなって酸欠になったり、食事のバランスが崩れたり
ストレスが重なってくると、クエン酸回路ではなく、糖を消費する解糖系が働き
汗の中に乳酸が増え、アンモニア臭の原因になるのです。
加えて動物性の脂肪をとりすぎると、皮脂腺の活動が活発になりすぎ
皮脂腺の中にとどまって酸化し始め、過酸化脂質を増やして不快なニオイを発生させます。
☆レモン湿布でワキの臭い解消!☆
レモン1個、40度くらいのお湯2リットル、洗面器、タオル
(さらに強力な消臭をのぞむ場合、ミョウバン大さじ5〜6杯を用意してください。
ミョウバンは薬局、スーパーなどで売っています)を用意します。
洗面器にお湯を入れ、レモン1個分の果汁をしぼり入れます
(ミョウバンを入れる場合はこのとき一緒にいれてかき混ぜます)
レモン汁の入ったお湯にタオルをたっぷりとひたし、お湯がたれない程度にしぼります。
タオルをワキの下に5〜6分あてて湿布します。
時間がないときはふくだけでもOK。
レモンの殺菌・消臭作用で雑菌の繁殖が抑えられ、汗の臭いが消え
ワキの下がさわやかな柑橘系の匂いに変わります。
外出時の一時的な臭い止めにおすすめです。
家庭で出来るワキガ治療?